このカテゴリーでは、マーケティングに使えるフレームワークや分類を紹介していきます。
なお、このカテゴリーはロジカルシンキングの基礎知識を前提として記述されています。読み進める中で意味の分からない単語があったら、以下のリンクを参考にしてください。
では始めましょう。
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ビジネスとは|マーケティングとは
まずは、「マーケティング」という言葉を定義するところから始めましょう。マーケティングを理解するためには、その上位概念である「ビジネス」から考えるのがベストです。このセクションでは、ビジネスの定義や企業のゴールを理解することを通じて、マーケティングというものをより高い視点から捉えていきます。
マーケティングの基礎知識
ビジネスが定義できたので、次はマーケティングを定義していき、、、たいのですが、その前に基礎的な言葉を用意しましょう。
マーケティングでは、「問題・ニーズ・価値」、そして、「市場」という2つの言葉があらゆるシーンで出てきます。これらの言葉はマーケティングの基礎中の基礎なので、まずはこれらの言葉を定義しておきましょう。
マーケティングとは|事業とは
準備ができたので、マーケティングを定義していきましょう。結局のところ、マーケティングとは事業を考えることに他なりません。事業とは何か、それはどのような要素で構成されるのかを学んでいきましょう。
事業の構成要素①:ビジネスモデル
事業の中核をなすのは、ビジネスモデルです。このセクションでは、ビジネスモデルとは何かを学んでいきましょう。
顧客の問題・ニーズ(市場規模)を決めるもの
ビジネスモデルの中心にあるのは、顧客の問題・ニーズです。企業の仕事は、商品を通じて顧客の問題を解決することですし、事業を長期にわたって運営したければ、真っ先に考えるべきはニーズの永続性です。
では、この「顧客の問題・ニーズ」の総量(=市場規模)は、どのように決まるのでしょう? 主な要素として挙げられるのは以下の2つです。
- 人間の欲望(生物的な/遺伝的な問題・ニーズ)
- マクロ環境(社会的な問題・ニーズ)
順に見ていきましょう。
人間の欲望
まず、人間が欲しがるものは、大枠としては遺伝子によって決められています。たとえば、私たちが水や食べ物を必要とするのに理由はないですよね。「そういうものだから」以上の説明はできません。
このように、私たちは人間として生まれた時点で、どのようなものを欲しがるか決まっています。もちろん個人差はありますが、根本的な部分では人間は共通です。心理学や進化生物学の知見から、人間の欲望にはどのようなものがあるかを学びましょう。
(このセクションは執筆中です)
マクロ環境
そして、そのような顧客の問題・ニーズを根本的に決めているのは、世の中の流れです。マーケティングではこの世の中のことを「マクロ環境」と呼びます。
事業の構成要素②:動力
事業の2つめの構成要素は、動力です。具体的には、リソース(経営資源)と、それが生み出すオペレーションのことですね。この2つのエネルギーを流し込むことで、ビジネスモデルは利益を生み出します(モデルが適切であればの話ですが)。
さて、動力のうち、オペレーションは事業ごとに大きく異なるため、一般論として説明できることはありません。というより、ここは「オペレーション」という個別の領域として扱う
では、経営資源とは具体的に、何のことなのでしょう? もはや、「ヒト・モノ・カネ」といったフレームワークでは時代遅れで対応できません。経営資源の正しい分類を理解しましょう。